|   8. ミーヴァトンから、アークレイリを通ってヴァトンスダールへ  | 
    
    
       
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       9時30分にホテルをチェックアウトする際に、フロントのコンピューター(CRT)の裏側に天気予報が貼ってあるので写真に撮る(Ak1)。帰国の日あたりから天気がよくなり、温度も上がるようで、ちょっと残念である。ただ、温度が低かったせいか、当地名物の蚊には全く遭遇せず、持参した防虫ネットは空振りに終わった。天気がよければ、クラプラに再度行って、青いヴィーティを見に行くことも考えたが、曇天なので止めて、グリョゥタギャウの入り口の扉の写真を撮ってなかったことを思い出し、撮りに行く。ついで、ミーヴァトン湖の未だ通っていない北側(87号)(Ak2)と西側(848号)を通って、1号に出て、今日の唯一の観光地ともいうべきゴーザフォス(Godafoss)を目指す。  1000年にシンクヴェトリルの国会でキリスト教に改宗することが決まった際、判事がミーヴァトン近くの家に戻る際に、この滝に異教の神々の偶像を投げ込んだので、神々の滝と名付けられた。滝は、1号線にほぼ面していて、滝の両側を見る(Ak3-4)。この滝にも柵などはなかったが、あまり怖さは感じないですむ滝であった。  次に第2の都アークレイリ(Akureyri;北緯65o41´24?, 
人口17,304人;2008年4月1日現在)に行く。“Midnight sun 
city”というニックネームがある。まさに、今はミッドナイトサンの時期である。フィヨルド(Eyjafjordur)の対岸に美しい町が見えてくる(Ak5)。アークレイリの町の地図は、日本の観光局で得ていたので役立つ。人口が少なく、教会の横に無料駐車場を見つけられる。LPで見たBautinnというレストランでサラダバーなどを取る。中心街にあって、人気があるらしくほぼ満席であった。昼食後、まず、大聖堂に行くが(Ak6)、葬儀が行われていて閉じていたので、後で見ることにして、植物園に行く。世界最北の植物園と聞いていたので、来てみたが、その特徴はどこにあるのか素人にはよく分からない。温室が当然あり、世界中の花が集められているそうである。当地は意外に暖かく、日照時間が長いのでレイキャヴィークより植物が育つそうである。入場は無料であるが、入場者は、他にほとんどいない。高校生か大学生が、休暇の間に研修を受ける(多分、少しの給料が支払われるのであろう)制度があるらしく、職員1名に3名がついて研修を受けていた(Ak7)。あまり楽しそうでない。  次に教会を見たあと、メインストリートの土産物屋でみやげ物を多少購入し、ゴルフ場とスーパーマーケットの位置を地図上で教えてもらう。この町に世界最北の公式ゴルフ場があることを調べていたので、見たいと思っていた。車で、ゴルフ場を見に行く。家族でプレーしている組などがいる(Ak8-9)。スコットランドの荒涼としたコースを想像してきてみたが、最北のゴルフ場とは思えないほど緑が豊かである。夏至の前後には、24時間のゴルフを楽しむ人もいると本に書いてある。  次に、先ほど教えてもらった当地で一番の推薦だというスーパーの“Bonus”に行く(Ak10)。大きなスーパーで、客は、日本同様ほとんど女性である。この国では家事は女性が主体なのかと想像する。 | 
    
    
      
      
        
          
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      |  今日泊まるところのある方向のブロンデュオス(Blonduos)に行くには、このまま進めばよいところを、方向を間違えて、また町に戻り、821号に入ってしまう。町の中では、固有の名前を持つので、どこが1号線か分からなくなってしまう。おかしいと思っていたら、運良く、Hertzの営業所があったので、聞いたら、ブロンデュオスへの道は、今買い物をしたBonusの方向に行くべきと教えられ、戻る。あとは1本道で迷わず、ブロンデュオスに着く。この国の西(北)側は、特に寄り道するつもりがなかったので、25万分の1の地図は購入していなかった。途中、アイスランドで一番有名なお化けの物語のある地方を通り、ブロンデュオスには、18時20分ごろ着く。途中、グロイムバイル(Glaumbar)の18世紀の土の家などのある民族博物館を見過ごしたのは残念であった。ブロンデュオスではすることもないので、しばらく、付近の写真を撮った後に出る。泊まるB&Bは、1号線からわき道(722号)に入ったVatnsdalurという谷間にある。722号の入り口までは、15分程度で来る。入り口には、地図の看板がある。道は舗装をしていないが、平らで、ほぼ舗装と同様に走れる。谷といっても幅、数kmで広々としている。この谷には、あちこちに馬が放牧されている(Ak11)。アイスランドの馬は、外国種との雑種はないそうで、脚が短く、がっしりしているのだそうであう。この谷を走っている間は、家はところどころにあったが、人影は全く見なかった。19時に、谷の下に、絵に描いたようなB&B(Hof 
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Vatnsdal)が見えてきた(Ak12)。家の中に入っていくが誰もいない。我々の到着を見ていたのか、向側の家から30歳代後半の女主人が、飛んでくる。後で見たら、レセプションは向側の家と書いてあった。共通使用のダイニングキチンや部屋を案内してくれる。外の景色が良いのでしばらく散歩する。オーナーは、馬70頭などを飼っていて、ホテル業は余業のようであるが、他に客がいないので、これで営業が成り立つのかと心配したが、後で、男女4−5名1組の、アイスランド人のおなじみらしい一行が来た。部屋は、割合新しく、トイレ、シャワーが各部屋にあった。食事は、日本から用意したり、先ほど、スーパーで購入したものを料理して食べる。窓からは、裏山から落ちてくる小さな滝が見える静かなところであった。日本人はあまり来ないだろうと思う。 | 
    
    
      
      
        
          
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            Ak1 天気予報 
            Ak2 北西側から見たミーヴァトン 
            Ak3 デティフォス右岸からの眺め 
            Ak4 デティフォス左岸;岸に立つ自分 
            Ak5 フィヨルドを隔てたアークレイリの町 
            Ak6 アークレイリの大聖堂 
            Ak7 世界最北端の植物園での学生の研修 
            Ak8 世界最北端のゴルフコース 
            Ak9 ゴルフクラブ 
            Ak10 アークレイリのスーパーBonus; 
            Ak11 ヴァトン谷の放牧馬 
            Ak12 ヴァトン谷に見えるB&B 
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