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             ●フランス・ミニアチュール(France 
Miniature) 
            エランクール(Elancourt)というベルサイユより更に西に行ったところの町外れにフランス・ミニア 
            チュールという、フランスの主な史跡、建物などを1/30に縮めた屋外展示場所がある。ただし、地形の 
            方は、アルプスの高さは、9mで縮尺の程度は違うようである。敷地は5ヘクタールあるから、東京 
            ドームの敷地(4.68ヘクタール)より、少し広い面積を有することになる。 
            ここに、120ケ所弱の名所の模型が展示されている。当然、子供達たちにとって格好の教育材料なので 
            ここを訪問した6月17日、金曜日にも多くの小学生の団体が来ていて、先生から説明を受けていた。 
            日本には、これに相当する施設はないと思う。 
            フランスには、アルザス・ロレーヌ地方など、内陸部では訪問していないところがあるが、多くの 
            場所に行っているので、興味深く、多くの写真を撮ったが、あまりに広いので見落としたところも 
            多かったように思える。 
            1998年にフットボールのワールドカップで、ジダンらの活躍で、フランスが優勝したメイン会場の 
            スタッド・ド・フランス(イル・ド・フランスのサン・ドニにある)は、模型自体は、別にたいした 
            ものではないが、子供達には大人気であった。この時期に、準決勝でイタリアに勝ち、決勝戦(対ブラジル) 
            の直前まで、私は、たまたまマルセーユ付近に居たので、フランス国民の熱気を直接感じることができた 
            ので、この時期、まだ生まれているかどうかも分からない子供達の気持ちも分かる。開催国で、優勝 
            できたときは、国中、大きな戦争に勝ったときのような狂喜があったろう。 
            この、フランス・ミニアチュールのスポンサーの1つがEDF(フランス電力会社)なので、 
            ノルマンディー地方の原子力発電所の展示もあるはずであるが、福島の事故で、撤去したのか、 
            見落としたのか、案内図にも、見られなかった。入場料はシニアーが17 Euroで、駐車料金が 
            1台3 
Euroであった。 
            実際には、ほぼ、すべての展示物の写真を撮ったが、スタッド・ド・フランス以外は、自分が 
            訪問したところから選んで何枚かの写真を掲げる。順序に厳密な意味は無い。 
             
             
             
             
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