IV. Chamonix (シャモニー)

  1916年に、Chamonixから、Chamonix-Mont-Blancに正式名称に変えたが、名前が、あまりに長すぎるので、今でも我が国では、シャモニーとしてよく知られている。この町が、Alpes最高の山、Mont Blancと結びついたものであることを、世界にアッピールする目的があった。それで、当地は、モンブランの基地の観光地として有名で、特に、スキーリゾートとして世界でも有数の地として知られている。1924年に開催された第1回冬季オリンピックは、当地で開催され、冬季五輪の発祥の地と呼ばれている。

 今回は、アルプスの山々を見ることを目的とした旅行であったので、この地で、どれだけ時間が取れるかもよく分からなかったので、この街についてはほとんど下調べもせず、計画も立てないで行ったが、予想より時間があったので、ミニトレインに乗って街を一周しただけであった。当地からのアルプスの眺めを見るには、当地で泊り、反対方向に出ているロープウイに乗って見るべきであろう。

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Ch1’

案内書でもらった街の地図。現地では良く見なかったが、後で見ると、Les Jardins Fujiyoshida(富士吉田庭園)というのがある。どんな所か、一見したかった。

Ch2

ロープウエイの終点Chamonix駅は、外に出る前に、土産物店の中を通る。(14:53)この時間から、18時にバスで出るまで、約3時間、食事を含めて、当地にいた。

Ch3

外に出るとそこは、広場(Place de l’Aiguille du Midi)になっていて、左手にインフォメーションがあり、地図を貰ったり、バスの発着所を聞く。

Ch4

バスの待合所で座って、これから町をどう歩くか考えていたら、客を乗せたミニトレインが、前で止まったので、運転手に、始点は何処かと聞いたら、ここから乗れると言われたので乗る。イヤホンでいろいろな言語で、聞けるようになっていて日本語もあったが、故障していたので、英語で聞く。日本語が4番目にあるということは、日本人観光客も、かなりいるのであろう。

Ch5

先程降りたロープウェイの駅の前の広場を通る。

Ch6

インド人の集団は割合珍しいので、写真を撮ったら、相手も応えてくれる。

Ch7

フランスはどこでも観光地にカジノがある。当地では、客がかなり入っているようだ。

Ch8

Saussure(ソシュール)とBalmat(バルマ)の像である。1760年にスイスの博物学者Horace-Benedict de Saussureは、Mont Blancへの登頂ルート発見者に賞金を与えると発表し、178688日に水晶取りのJacques Balmatと医師のMichel Gabriel Paccardが初登頂に成功した。これに嫉妬した者が、Paccardは、山頂に達していないと吹聴し、これが、一旦は定着した。この像は、初登頂後100年後の1887年にソシュールの功績を記念してこのバルマ広場に建てられた。Paccardの死後、登頂の様子が書かれた日記が発見され、Paccardの登頂が認められ、その銅像は、Paccard広場に建てられたが、それは、見なかった。街中ではMont Blancは見られず、その方向にはDome du Gouter(4304 m)が良く見える。Mont Blancは、この銅像の高さからは見られるのであろうか。

Ch9

Ch10

鉄道駅とCh17にあるDome du Gouter (4304 m)

Ch11

鉄道駅。列車でGenevaに出るには、Martigny(マルティーニ)経由で行くが、バスで行く方がよい。古い機関車は、中を見学できるようになっているらしい。

Ch12

Ch13

ミニトレインから、山(Aiguille de Blatiere3522 m)が見える。直線距離で、ここから5.2 km。位置関係は、Ch14’に示す。

Ch14’

上記の山を含めてここから見える山の帰属。

Ch15’

Chamonixから近い山々。

Ch16

Aiguille du Midiが見える。ここが、ほぼ南方向にある。

Ch17

ここで主に見えるのはMf15-Lに写っているDome du Gouter(4304 m)で、Mont Blanc(4810 m) はこの写真の左手にある2つの山の更に左手にあり、ここには写っていない。この付近から、Mont Blanc自体が、見えるのかは分からない。しかし、美しさから言えば、Mont Blancに引けを取らない。

Ch18

Ch13で見えたAiguille de Blatiereがここでも見える。左右の山群は雲に隠れているが、そこにある山名は、Ch14に示されている。

Ch19

ミニトレイン。

Ch20

教会。フランスの教会としては、あまり立派ではない。

Ch21

登山の基地だけあって、その格好をしたグループも歩いている。後方の教会は、Ch20の教会を違う方向から見たもの。

Ch22

郵便局の前で、ミニトレインは、小休止したので、ここからバス停までは、歩いて行ける距離なので、ここで降りて、向かいにある路上に張り出したレストランで食事をする。

Ch23

食事後、観光客が散策する目貫通りをバス停留所方向に歩く。当地では歩きタバコが許されているのかどうか知らないが、スマホに歩きタバコというマナーの悪い方もいる。時刻は、1718分で、バスの出発は、18時で、すでにミニトレインに乗る前に切符を購入しているので、ゆっくり歩く。

Ch24

Ch25

Ch26

先方に2時間半前に降りてきたロープウイのケーブルが見える。

Ch27

山麓の有名な観光地だけあって、街は大変奇麗で、東京では、見かけなくなったコスモスも咲いている。

Ch28

ロープウエイの乗降口のあるPlace de l’Aiguille du Midiで当地に来た記念の写真を撮る。Ch17を撮ってから1時間半後の1729分後であるが、後方のDome du Gouter(4304 m)は、雲との境がよく分からなくなっていた。

Ch29

乗降口の看板には、Teleferique(ロープウイ)Aiguille du Midi Alt. 3842 mと書いてある。

Ch30

バスの待合室に戻ってきたら、日本人と思われる方が、バスを待っていた。時刻は、538分とあり、カメラの時刻(37分)と一致している。約20分待ってバスが来た。

Ch31’

バスは、Geneveから来たが、この地図で分かるように、列車で行くと、Matignyを経由してレマン湖の北側のLausanneを経由するので、かなり遠い。バスだと、丁度2時間である。

Chamonix-Mont-BlancChamonixの正式名)の位置;ここから、バスはトンネルを通ってCourmayeurを通りAostaに行く。我々は、トンネルを出てすぐの停留所で降りる。次のイタリア編で、述べる。レマン湖には、今回の旅行で、別途、全く違う道を通って翌々日行き(93日)、Evianの原水の出ている場所や工場などを見てきた。この図が示すように、この湖の真中にフランスとスイスの国境があり、フランス側だけでも、フランスで一番大きな湖であることを初めて知った。