3−1.参考書類

フランスに関連する書籍は、以前から持っているものがあるので、新たに購入したものは、「地球の歩き方」ぐらいであった。1990年ごろまでは、日本人は、パリとその近郊、南仏ぐらいにしか興味を持っていなかったので、日本のフランスの観光案内書は、これらの地域以外は、ほとんど無く、いつもは、ミシュランの英語版などを購入していたが、今回は、購入しないで済むほど、例えば、「地球の歩き方」などは、フランス全土にわたって大分充実してきた。今回、参考とした本は多数に上るので、表紙のみを掲示する。これらは、古いものもあるが、自分で所有しているものばかりで、他に、図書館から、数冊、借りてきた。

以前は、フランス政府観光局でパンフレットを貰っていたが、数年前から事務所は、一般には公開しなくなっている。

この中で、市販していないものは、Bo15’の、「フランスめぐり」、Bo16’の「フランスの彩り」、Bo17’の「フランスの美しい道」である。「フランスめぐり」は、1970年の大阪万博で入手したものと思われるが、128頁の、主に、カラーの写真からなり、1960年代以前のことが書かれている。現在の事情と比較すると、その後の変化が分かり、特に面白く、貴重な資料である。後の2つは、エール・フランス航空の発行で、いつ、どこで手に入れたか、覚えていないが、特に「フランスの彩り」は、しばしば引用しているように、フランス人の目から見た観光地紹介なので、日本のものからは得られない情報、例えば、各地方の必見の場所の紹介など、行先を決める際に大変、参考になった。「フランスの美しい道」は、フランスの車で行く10地方の3日間ルートを紹介している。このうち、アルザスとブルゴーニュの2地方が今回の旅行と重なった。

今回の旅行に限らないが、特に役立つのは、ミシュランの地図帳Bo22’で、2kmが、1cmの縮尺で読め、本の後ろの索引には、フランスの全ての町村の名前が出ていて、便利である。運ぶには重たいので、現地では、必要な地域の地図を別に購入して利用している。

Bo23’は、1964年、東京オリンピックの年に発行された戦後最初の世界の国の、世界文化シリーズ(全24巻)ではないかと思う。A4版より縦が3 cm短く、定価は、150頁、480円となっている。

Bo24’は、1970年、大阪万博の年に発行された、世界の旅シリーズ(全15巻)で、B5版より縦が4cm、横は、1 cm長く、レコード(17 cm版)が付いていて、定価は、168頁、850円である。

これら、2つの第一巻がいずれもフランスであったことは、当時から、一番人気があった外国がフランスであったことを示している。これらの本は、現在と対比する上で、貴重なものとなった。

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